![]() by 谷崎 聖子
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いよいよ来月11月23日から12月1日まで、 東京新富町ANNEXさんにて、 「イーラーショシュとカロタセグの伝統刺繍」展が開催されます。 ![]() 今回の展示会は、ふたつの本の出版記念として、 イーラーショシュとカロタセグ地方で収集したアンティークの衣装や手仕事がテーマです。 展示会の詳細は、また後ほどブログでお知らせいたします。 11月30日には、新宿の朝日文化センターにて 「トランシルヴァニアの伝統手芸」と題する講座をさせていただきます。 カロタセグ地方の伝統刺繍についてプロジェクターを使って話をしたり、 またイーラーショシュの体験もしていただけます。 さっそく募集が始まりましたので、ご希望の方はどうぞこちらをご覧ください。 #
by tououzakka
| 2013-10-19 09:13
| shop info
スタンプワークという刺繍をご存知ですか? イギリスの立体刺繍で、さまざまなテクニックを使って、 小箱やアクセサリーを飾るのに使われるようです。 ふつうは平面であるはずの刺繍が、 立体的に浮き上がって見えるのが魅力です。 刺繍作家、鈴木美江子さんの作り出すスタンプワークの作品は、 四季折々の小さな花々がテーマとされます。 まるで砂糖菓子のように繊細でやさしい花々は、 その作者そのものであるようです。 ![]() 2011年の夏に神保町の「アートブックショップ」の展示会で、 ちょうど同じ時期に展示会をされた鈴木美江子さん。 東京を中心に、さまざま展示会でご活躍されています。 今回はご自身が主催される展示会で、多数の新作が展示、また販売もされます。 手仕事の季節、秋のすがすがしい週末に ぜひお出かけになって、美しい花々に触れてください。 ![]() 開催日時 10月4日(金)~7日(月) 時間 12:30―17:30 場所 西荻窪 Gallery MADO 主催 「花の手仕事」 鈴木美江子 作家 Halleujah(ハレルヤ) ショップ Doily (レース.手芸材料、カ-ド…(フランスアンティ-ク) シンブルチャ-ム (フランスのギルド社より買付たシンブル、ハサミ.手芸小物) *詳しくは、鈴木美江子さんの花の手仕事[flowerworks]のブログにて。 #
by tououzakka
| 2013-09-29 15:03
| Guest
カロタセグ地方。 なだらかな丘の裾に点在するいくつかの小さな村から成る。 手仕事を愛する者にとって、 そこはおとぎ話さながらの土地である。 ![]() 祝日には、箪笥の奥底から 母親や祖母からのきらびやかな衣装を引き出し、身にまとう。 そして、人生の節目節目を鮮やかに彩ってゆく。 ![]() 肩に豊かな刺繍を施したブラウス。 朱赤の文様が渦を巻き、どこまでも繰り返される。 嫁入り時の少女だけが着ることのできるもの。 ![]() つなぎ目に沿って刺繍がされたエプロン。 規則に従いながら、同時に個性を表すことのできる。 カロタセグの人々にとって、衣装こそが誇りなのである。 ![]() 刺繍からビーズへ。 時代の流れに合わせて、常に変化してゆく手仕事。 装飾を楽しむ人々の創造性はとどまることを知らない。 ![]() 長い冬がはじまると、 人々は想像のおもむくままに手を動かし、 世にも稀なる美しい品々で生活を彩るようになった。 それらは娘の嫁入りの時のために、清潔の部屋で大切に取って置かれる。 ![]() 住まいから、教会へ。 装飾を取り払った白い壁画を埋めるのは、刺繍のタペストリー。 女性たちは手に針をもち、そこに信仰心をも縫いこんだ。 ![]() 一つ一つの手仕事には歴史があり、 手に汗をして生み出した人々の物語が潜んでいる。 ![]() 衣装、住まい、そして教会。 それぞれの場に寄り添い、人々の暮らしを豊かに育んできた 世にも稀なる手仕事の文化を紹介します。 誠文堂新光社 「カロタセグのきらめく伝統刺繍: 受け継がれる、ハンガリーのきらびやかな手仕事」 ![]() ただいま、ショップFOLK ART Transylvaniaにて ご予約を受け付けております。 メール便、送料無料でお届けいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 カロタセグ地方のコレクションの数々は、 新しいカテゴリー「カロタセグのきらめく伝統刺繍」でご紹介しています。 ![]() #
by tououzakka
| 2013-09-22 17:41
| カロタセグのきらめく伝統刺繍
うまれて初めて、 目にする色はどんな色? やさしいクリーム色の原っぱにおうちが集まって、 大きなパンジーがまるで木みたい。 それとも、小人の村なのかしら。 ![]() うまれて初めて、 着るのはどんなお洋服? 赤いパッチワーク柄のロンパース。 ピンク色のウサギさんといっしょに 飛びはねる夢をみる。 ![]() うまれて初めて、 使う枕はどんな柄? ブルーに赤い縁取りのエキゾチックなお花の、ふわふわの枕。 ヴァイオリンの音色とフォークダンスのリズムが 聴こえてくるでしょう。 ![]() 暑い日には、ゾウさんのタンクトップを着て。 裸の胸元や腕がいい気持ち。 ![]() お気に入りのおくるみは、 ヴィンテージファブリックのログキャビン。 干草のベッドの上に寝転がれば、 青い空にもくもくと入道雲がのぼるのが見えるでしょう。 ![]() ヴィンテージの色と柄で、 おしゃれを楽しみましょう。 #
by tououzakka
| 2013-08-17 17:14
今夜はヴィンテージファブリックを手軽にファッションに取り入れられる、 手作り感あふれるエプロンの数々をご紹介いたします。 ノスタルジックな黄色いバラのエプロン、 ベビーピンクの牡丹のワンピース風エプロン、 赤いイチゴのエプロンに、 りんごとキノコの秋のエプロン、 丸い子ぶたの子どもエプロン、 女の子とアヒルの前掛けエプロンなど・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 手軽にできるキッチンのおしゃれ、 ヴィンテージファブリックの魅力があふれるエプロンを取り入れてみませんか? 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() #
by tououzakka
| 2013-07-19 17:23
| ICIRI-PICIRI
一ヶ月のお休みのあとは、 子ども心を呼び起こしてくれそうな 可愛らしいファブリックをご紹介します。 北欧の衣装と赤い馬のリネンタペストリー、 りんごと洋ナシ、ひなぎくのタオル地ロングクロス、 お巡りさんとミラノの地下鉄図のリネンタペストリー、 入道雲と気球の布団カバー、 フルーツとお花、キノコのブロック柄のカーテン、 チロリアン風ブックカバーなど・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() わくわくするようなヴィンテージファブリックの数々、 トランシルヴァニアからお送りいたします。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() #
by tououzakka
| 2013-07-12 15:13
| ICIRI-PICIRI
雨がふり、例年よりすごしやすい夏がつづく ここトランシルヴァニア地方。 皆さまのお住まいの町は、 もう梅雨が明けましたでしょうか? 我が家には小さな生命が誕生し、 賑やかに、すくすくと育っていっています。 ![]() 一ヶ月の長いお休みをいただきましたが、 今日からまたショップを再開しました。 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。 次回は、ポップな子ども柄を特集いたします。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() イーラーショシュの材料各種をそろえております。 FOLK ART Transylvania ![]() #
by tououzakka
| 2013-07-08 10:45
| shop info
これまで告知をさせていただきましたが、 私の出産時期が近づきましたので、 6月8日(土)~7/7(日)まで一ヶ月間、 ショップをお休みさせていただきます。 7/8(月)から再開いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 この夏には、築150年ほどの古い民家を少しずつ直しながら、 やがてこちらに住まいを移すことができるように計画しています。 新しい家族と新しい環境で、心機一転したいと思います。 ちょうど皆様の町で梅雨が明けるころに、 またお会いしましょう。 ![]() 懐かしくて新しいヴィンテージ布雑貨の店 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() トランシルヴァニアの伝統の手芸の魅力を伝える手仕事の店 FOLK ART Transylvania ![]() #
by tououzakka
| 2013-06-08 16:00
| shop info
イーラーショシュを探してカロタセグの村を歩いて訪ねるようになったのは、 3年ほど前のこと。 80年代にトランシルヴァニアで出版された図案集以降、 イーラーショシュの現在を知らせるものはすっかり途絶えてしまった。 社会主義時代が終わり、 2000年に入って人々の生活も大きく変わり、 今も昔ながらのやり方で手芸の伝統が続いているのだろうかという不安もあった。 そんな中、出会った図案描きのブジおばあさん。 村でただ一人、イーラーショシュの伝統を守りながら暮らしている。 70年代から必死でかき集めた図案が描かれた油紙の束を見、 皺だらけの指先から美しい花模様が生き生きと描かれていくのを見たとき、 イーラーショシュの本を作りたいという気持ちが芽生えた。 布の目数を数えて図案を生み出すクロスステッチなどの刺繍に対し、 イーラーショシュは、まず図案を描くことからはじまると言っていい。 カロタセグでは、図案をそのままに写すのではなく、 図案の描く人の感性のおもむくまま、 時に形を変えながら、時に新しいモチーフを加えながら創作していく。 そのため、まったく同じものが作られることはほとんどない。 本の制作のために、ブジおばあさんにひとつ図案を注文した。 80年代ごろに流行をはじめたものに、 水差しやプレートの図案がある。 もともと、清潔の部屋には昔から高価とされる品をきれいに並べ、 やがてそれは少女の嫁入り道具となって運ばれていく。 壁いっぱいに絵のように並べられた絵付け皿や水差しは、 その家の富を象徴するもの。 ![]() 壁を飾る水差しをイーラーショシュで作りはじめたのが流行し、 やがて国道沿いの土産物屋にも並ぶようになった。 ブジおばあさんはたんすの中から、 大切にしまってある厚紙の型を取り出した。 ![]() 今はもうボールペンという便利なものもあるけれど、 昔ながらのやり方でガラスのペンにインクを浸しながら ゆっくりと丁寧に時間をかけて線を描いていく。 ![]() 厚紙の山の中から、こんな型も見つけた。 現在までつづくトランシルヴァニアの糸のメーカー、 ファルマチエのネコの刺繍糸の巻紙。 そして社会主義時代の古い硬貨。 こんな風に身近にあるものを利用しながら、生活に生かしていく。 ![]() しばらく外出していて、戻ってくると、 「大変。失敗してしまったわ。」とおばあさん。 線を余分に一本、花の図案の部分に入れてしまったとのこと。 この時描いてもらったブジおばあさんの描いた水差しの図案は、 (間違えた部分を後に修正して)「イーラーショシュ」の本の見開きのページに、 昔のままの油紙に印刷されている。 ![]() 昔ながらの手織りの麻布に、 青く線をにじませた図案がやがて赤や青の刺繍糸で 少しずつ埋め尽くされていく様子は、なんともいえない喜びである。 ![]() カロタセグ地方の村々で、 これからも女性たちが針を持ち、 美しい刺繍を生み出していく姿が見られるように願ってやまない。 ![]() 村に生きるたくましくて優しいおばあさんたちに、 心からの感謝の気持ちを込めて・・。 秋にカロタセグの村をいっしょに周っていただいた 編集者の小山内真紀さんに、カロタセグの伝統をご理解いただき、 また忍耐強くこの仕事を支えてくださったことを 感謝いたします。 ![]() イーラーショシュの旅のはじまりは、こちらにてご覧いただけます。 イーラーショシュのおばあちゃんとの出会い 日本で初めてイーラーショシュを紹介した本、 トランシルヴァニアの伝統刺繍 「イーラーショシュ」 谷崎 聖子 文化出版局 #
by tououzakka
| 2013-06-07 15:49
| イーラーショシュ
去年の4月に取りかかったイーラーショシュの見本作りも、 年末にはトランシルヴァニアから日本へと無事に送り届けることができました。 1月には写真撮影。 東京で記録的な大雪が降る、ちょうど前のこと。 新宿南口から文化服装学園へと向かい、 二日間、撮影に立ち会いました。 場所は、学園内のスタジオです。 ![]() イーラーショシュの刺繍の力強さを出すために、 白塗りのスタジオですが、今回はライトを落として撮影していただいています。 フォトグラファーの三木麻奈さんは、 高いはしごに軽々と登り、上からシャッターを押します。 スタジオ内に、そのシャッターの音が響き渡ると、 ほっと緊張の糸がとけるようです。 それから、PCのモニターですぐに確認。 ほとんど一回で撮影は終わり、 プロの仕事の見事さに感心しました。 ![]() 作品を引き立たせてくれるのは、年季の入った厚い木の板。 東京には、こうした撮影用の板をレンタルできるお店があるそうで、 今回の撮影ではこちらが選ばれました。 トランシルヴァニアで言えば、 教会の古い木の机に置かれた感じでしょうか。 ![]() 今回は収集したアンティークの品もいくつか使っていただいています。 古いテーブルクロスは、テーブルにかけると 空気を含んで刺繍も息を吹き返すようです。 おそらく1940、50年代ころに作られたもので、 生活のために作られた一点ものの品のため、 細部まで細やかに作られていて、しっかりとした手仕事の重みがあります。 ![]() 東京のスタジオで作られた写真と、 カロタセグの村で撮りためた現地の取材写真。 今回の本は、この二つの柱で構成されています。 ![]() この後、ワンピースを着用して撮影をしていただいたのですが、 実はこのとき、妊娠5ヶ月をすぎた頃でした。 お腹の子どもとともに映していただいたような気がして、 とてもいい記念になりました。 こうして出来上がった、イーラーショシュの本。 お手にとって、じっくりとご覧いただけたら嬉しいです。 #
by tououzakka
| 2013-06-03 20:29
| イーラーショシュ
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