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春から初夏へ。 今夜は夏のはじまりを予感させる、 華やかな赤を特集します。 小さなフリンジつき赤いヒマワリのミドルカーテン、 朱色とマリンブルーの小花柄コの字型カーテン、 赤と春のお花畑柄ロングカーテンとピロカバー、 淡いブルーのお花とフォークロア調のロングカーテンなど。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 一足はやく 初夏の赤を取り入れませんか? どうぞお楽しみに。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() ■
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by tououzakka
| 2011-04-29 07:50
| ICIRI-PICIRI
家のどこかからふと見つかったパステルクレヨン。 ところどころ折れていたり、 カバーが外れていたり、汚れたりするのだけれど どうしても捨てられない。 そんな宝物のような糸をご紹介します。 ![]() もう色もベージュ色になった紙に包まれた、 パステルカラーの糸たち。 実はこれ、80年代までルーマニアで生産されていた幻の糸なんです。 ![]() 色はサマーグリーン、レッド、スカイブルー、パールホワイト、サクラピンク、 グレー、ラベンダー、ベージュ。 美しい光沢は、シルクのせいです(植物性シルクとあります)。 ![]() universumと書かれた文字。 エメラルドグリーンのハート型、オレンジ色の花。 古さを感じさせるパッケージも、しっかりと糸に寄りそっています。 お針箱のなかにそっとひそませているだけで、 お守りになりそうな気持ちになります。 ![]() 数に限りがありますが、 もうすぐこちらでお目見えします。 FOLK ART Transylvania ![]() ■
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by tououzakka
| 2011-04-28 22:28
| Transylvania
トランシルヴァニアは春が花ひらきました。 日曜日からは三日間、イースターのお休みでした。 ![]() イースターマンデーには、 ハンガリー文化圏独特のこんな習慣があります。 男の子たちが女の子の家を訪ねて、 春の詩を読みます。 「 青々とした森のなかを歩きつづけました。 それから、スミレの花をみつけました。 花は今にも枯れそうです。 お水をかけてもいいですか?」 そして女の子の頭に水、または香水をふりかけます。 女の子は水をかけてもらったお礼に、 手作りの赤い卵をわたします。 それは、ひとつひとつ ロウをひたした筆で描かれ、 それから赤い染料にひたして色を染めたものです。 ![]() それから手作りのお菓子や飲み物を おすすめします。 ハンガリーの焼き菓子、ベイグリは くるみ味のものとケシ味のものがあります。 こちらはお姑さんが焼いたものです。 ![]() イースターマンデーに誕生日を迎えた 息子のもとに、素敵なプレゼントが届きました。 紙でできたシックな黒のバスケット。 ![]() そして中には、 こんな可愛い折り紙がたくさん入っています。 まさにイースターにぴったり。 ![]() まずイースターに欠かせない、ヒヨコと卵。 生命の象徴である卵、 そしてそこから生まれてくるヒヨコは、 イースターのシンボルとして愛されています。 ブルーのイースターエッグには、 可愛い花模様が描かれます。 ![]() たくさん子どもを生むウサギもまた、 春のシンボルとされています。 まるで不思議の国のアリスのウサギみたい。 ウサギの大好きなニンジンも添えて。 ![]() 春の野の花のいい香りにつられて、 ミツバチもやってきました。 黄色に黒のシマシマもようがお洒落です。 ![]() おかげさまで、今年は素敵なイースターとなりました。 プレッツェルの由希さん、哲弥さん、 心のこもった素敵なプレゼントを どうもありがとうございました。 ![]() *プレッツエルの東欧を旅する素敵なブログは、こちらです。 Pretzel(プレッツエル) ■
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by tououzakka
| 2011-04-27 16:45
| Transylvania
小さなバッグにストーリーを見出し、 作品作りをされているm2×3さんをご紹介します。 そのバッグは時に四角かったり、 三角であったり、丸であったり、細長かったり。 人それぞれが違うように、 バッグもみんな違っていいと思えるような作品です。 ![]() 皆さんのご存知の 「はじめてのおつかい」、「スーホーの白い馬」、「いばらひめ」など。 絵本には人それぞれの思い入れがあります。 身に着けて持ち歩くバッグに そんなお話がひそんでいたら、 まるでお友達のような気持ちになれるかもしれません。 絵本屋いちいの木さんで開かれた展示会。 「絵本の中の鞄 鞄から連想する絵本」という素敵な企画に、 ICIRI・PICIRIのファブリックも使っていただきました。 こちら黄緑のペイズリー柄がエキゾチックで、 黒いチェック柄、黄色い革との組み合わせがカジュアルなバッグ。 ![]() これはロシアのお話、「3びきのくま」から 発想を得たそうなんです。 深い森のイメージは、トランシルヴァニアにも通じるかもしれません。 ![]() こちらは、スウェーデンのボロス社のヴィンテージファブリックを使ったバッグ。 鮮やかなグリーンのリボンが生きているように 曲線を描いてあちらこちらにのびています。 ふんわりとしたギャザーがファブリックのイメージを さらに膨らませているようです。 ![]() 麻のハート柄のクロスにブルーのサテン素材の組み合わせは、 「あくたれラルフ」という絵本のイメージです。 赤いネコが、ハートのイメージと重なります。 ![]() 深緑に赤いリンゴが並んだリネンクロスを使用した作品。 こちらは「りんごのき」という絵本をイメージしたもの。 絵本がそのまま入りそうな、シンプルなバッグです。 ![]() ほかにも絵本のバッグは、 こちらのHPにてご覧いただけます。 m2×3 handmadebag ■
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by tououzakka
| 2011-04-26 21:48
| Guest
奄美諸島に浮かぶサンゴ礁の島、 喜界島を舞台に作品作りをつづけているTWELVESEVENTEENさん。 エキサイトのハンドメイドポータルサイト、 アトリエにてこれまでたくさんの作品を発表されてこられました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() その意外性のあるアイデアとポップな柄の組み合わせが持ち味。 時に刺しゅうの技を取り入れながらも、 その作品はさらに進化をしつづけています。 ブティック社から4月26日に発売の 『手作りのとっておき布こもの』では、 入選をした4つの作品が紹介される予定です。 (ICIRI・PICIRIのファブリックをお使いいただいています。) 手作りのとっておき布こもの (レディブティックシリーズno.3213) [ムック] ![]() 春に夏に、好きなときに ちょっとの材料でできるバッグやスカート、小さな小物。 珠玉のアイデアが詰まった一冊。 もうすでにアマゾンで予約ができるそうです。 手には針を、ココロには花をもち 頑張りましょう。 *TWELVESEVENTEENさんのアトリエのハンドメイドレシピ集はこちらです。 ハンドメイドレシピ集1. ハンドメイドレシピ集2. *TWELVESEVENTEENさんの作品は、 こちらにてお買い求めいただけます。 (すべて「東北地方太平洋沖地震」のチャリティー品となります。) TWELVESEVENTEEN ■
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by tououzakka
| 2011-04-24 00:55
| Guest
春から初夏へと、季節は移り変わります。 今夜は、太陽の光をやさしくさえぎるレースカーテン、 白の特集です。 ドットや格子柄のレースカーテンに、 赤いお花と紺のステッチ風織りクロス、 カラフルなオウムのレースカーテン、 黄色いチューリップと淡い紫のレースカーテンなど・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まっさらの白いカーテン、クロスが 春のさわやかな風を運んできます。 今夜もどうぞお楽しみに。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() ■
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by tououzakka
| 2011-04-22 18:51
| ICIRI-PICIRI
カロタセグ地方の女性たちの誇りは、 ツィフラ・ソバ(豪華な部屋)と呼ばれる、 嫁入り道具、主に手仕事でいっぱいに埋めつくされた部屋。 カティおばあちゃんは、ご先祖さまの遺産を 大切に守り続けています。 ![]() ナーダーシュ川流域は、 刺しゅうの代わりにいつしかビーズ刺しゅうが取って代わり、 キラキラと輝く色とりどりのビーズで衣装を飾り立てることが 富の証として、最高のお洒落のあり方として確立しています。 ![]() カティおばあちゃんは80を過ぎても、 なお現役で針をもつ職人さんです。 皺だらけの手から紡ぎだされたビーズ刺しゅうの世界は、 小さな空間に無限の世界観が生まれています。 ![]() 小さなお花が輪になって、 まるでダンスを踊っているみたい。 ![]() 鳥と花はカロタセグの重要なモチーフ。 花はハンガリー民謡でも、 女性を表す言葉として使われます。 そうだとしたら、鳥は男性なのでしょうか。 ![]() 赤と白のバラとチューリップが大きな花を咲かせ、 こちらに微笑みかけているかのよう。 ![]() カティおばあちゃんが冬じゅうコツコツ作り続けた、ビーズ作品。 ひとつとして同じものはない、 その創造の世界はさらに進化し続けています。 ![]() ひとたび胸につければ、 カロタセグの女性の心がじかに伝わってくるでしょう。 ![]() カティおばあちゃんのビーズブローチも、また トランシルヴァニア刺繍展示会にて展示されます。 7/7~18まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25まで シロツメ舎(大阪梅田) ■
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by tououzakka
| 2011-04-18 17:24
| カロタセグのきらめく伝統刺繍
カロタセグ地方の衣装を美しいものにしているのは、 エプロンのほかに、ブラウスが挙げられます。 このブラウスの刺しゅうは、 起源をもっとも古くするといわれています。 女性の手仕事をより美しく見せるための工夫が あちらこちらに見られます。 ヴァールフシュ・イングは、カロタセグの未婚女性だけが装う 祝日用のブラウスです。 赤い刺しゅう糸をより際立たせるのは、 うすく青に染められたベースの色。 洋服ばかりでなく、クロス類も、 古くから白い布を青く染める習慣がありました。 ![]() 別付けの襟、そしてたっぷりとギャザーを寄せた 前身ごろにはスモッキング刺しゅうがほどこされます。 小さなハートが、細やかなギャザーの上に重なり、 刺しゅうをさらに立体的に、印象的に見せています。 ![]() ヴァールフシュ・イングと呼ばれるゆえんは、 この肩の刺しゅうにあります。 ギャザーで最大限まで広がった袖を、 ふっくらとした幾何学もようの刺しゅうのモチーフが埋めつくします。 クロスの形は、バラを意味するようです。 ![]() 幾重にも並んだ刺しゅうの線は、 ひじのあたりまでくると太いカフスにつながっています。 ハラースと呼ばれる太いウール糸の密集こそが、 むかしの女性の美意識のひとつでした。 遠くからでは分からない、 繊細でありながら力強さを感じさせます。 ![]() 黒い刺しゅうのヴァールフシュ・イング。 かつて刺しゅうは、図案描き職人が下絵を書いたあと、 村の女性たちが縫っていたといわれています。 ![]() 肩の刺しゅう部分には、 「回転するバラ」のモチーフが繰り返されています。 万が一、生地がやぶれたり汚れてしまったりしても、 びっしり刺しゅうされた部分だけを切り抜いて、 また新しい服に取りつけて、いつまでも大切に着られます。 ![]() 黒い刺しゅうの合間から、 十字のマークが浮きあがるカフス部分。 昔はこうしたモチーフのひとつひとつに意味があったのでしょうが、 今となってはその名残だけが 深い黒をした刺しゅうの糸とともに残っています。 ![]() カロタセグの女性の衣装を美しく格調高くしているのは、 まぎれもなくブラウスでしょう。 古くから変わらないモチーフの数々は、 衣装を身につける女性たちに神聖性を宿しているかのようです。 ![]() こちらの衣装は、 トランシルヴァニア刺繍展示会にて出展される予定です。 7/7~18まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25まで シロツメ舎(大阪梅田) ■
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by tououzakka
| 2011-04-17 14:44
| カロタセグのきらめく伝統刺繍
今夜は春いちばんの緑、 初々しい若草色の特集です。 若草色のバラが香るひらひらカーテンに、 うぐいす色とフレッシュなレモネードがさわやかなタペストリー、 エメラルドグリーンの花柄とペパーミントグリーンの鍵編みレースのカーテンに、 イースターにちなんだヒヨコ柄のクロスも登場します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 春一番の若草色を、 お部屋に取り入れてみませんか? 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() ■
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by tououzakka
| 2011-04-15 19:45
トランシルヴァニアの東の果て、 ちょうどカルパチア山脈の奥の地方にバルツァシャーグがあります。 ルーマニア人、ハンガリー人、ドイツ系のザクセン人が共存し、 それぞれの文化が入り交ざり、 バルツァシャーグ独特の文化が生まれました。 トランシルヴァニアそのものを象徴するようなバルツァシャーグにおいて、 最も美しい遺産は民俗衣装、とくに刺しゅうのシャツやブラウスでした。 70年代に出版された二冊の図案集は、 刺しゅうの最盛期であった 19世紀末20世紀はじめの刺しゅう文化の名残を伝えるものです。 ![]() 特に華やかなのは、赤い糸で刺しゅうされた 未婚の少女たちの着たブラウスです。 袖と襟、カフス部分に細やかに刺しゅうされました。 女性が勤勉で、手先が器用なことが何よりも大切とされたその時代、 その刺しゅうとは少女たち自身の美しさを表すものでした。 ![]() 男性のシャツも、また女性たちの手で縫われました。 ここでは黄色い刺しゅう糸で刺しゅうされたシャツのモチーフが扱ってあります。 花婿のブラウス作りもまた、花嫁となる少女たちの課題でした。 ![]() ブラウスは、ただの美しい衣装というわけでなく、 人々の人生の節々に大切な役割を果たすもの。 ベッドカバーや枕カバー、テーブルクロスが生まれるより、 ずっと古い、まさに刺しゅうの原点であるといえます。 人々が自分たちのために美しい手仕事を生み出した時代は、 ヨーロッパの黄金期でした。 高い美意識をもち、伝統を受け継いできた女性たちは、 やがて時代の波にのまれ、一人また一人と姿を消していきました。 本書には、その美しい古きよきトランシルヴァニアがしのばれる文章が、 あちらこちにちりばめられています。 ![]() ここバルツァシャーグで生まれた著者シェレシュ・アンドラーシュ(故)は、 共産主義時代のルーマニアで活躍した民俗学者でした。 フォークロアフェスティバルを主催したり、 トランシルヴァニアのハンガリー民俗文化を後世につたえるために 収集、執筆活動をしていました。 ![]() こちらの本の中から、最後の部分をご紹介します。 「「チャーンゴーの未婚女性のブラウスの刺しゅう」の本が出版されて以来、 この刺しゅうのモチーフを使ったフォークアートの愛好家たちが、 新しい刺しゅうに次から次へと応用するという、 非常に嬉しく、希望の持てる反響が返ってきています。 本書において、何よりもこの手芸文化の普及を目的としてします。」 こちらの「バルツァシャーグのチャーンゴーの刺しゅうブラウス図案集」は、 日本語訳をつけて再版される予定です。 どうぞお楽しみに。 ■
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by tououzakka
| 2011-04-13 00:36
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