by 谷崎 聖子
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蚤の市で見つけた大きな袋。 中には数多くの小さな布たちが集まっていました。 それは、作りかけのベッドカバー。 小さな8角形に切り刻まれた布や、使い古した型紙、 錆びた針までついていました。 ざくざくと粗くしつけ縫いのように縫っていきます。 このお花をさらに沢山繋ぎ合わせて、大きなベッドカバーができるのです。 小さな娘も、カラフルな色や楽しい柄を眺めて遊びます。 クルミの木の下にマットをひろげて、針仕事。 母といっしょに手を動かす時間は、これ以上ない贅沢な時間。 ゆったりと時間が流れていきます。 グリーンが、赤が、ピンクや茶色が、新鮮な輝きを放っています。 中学生くらいの頃に、母が話しました。 「これは、娘がお嫁に行くときに持たせるキルトなの。 あなたがお嫁に行くときまでには、仕上げるわね。」 小さいころ着た洋服や、父のシャツ、母の洋服などの端きれを集めたものが、 いつの間にか大きな布地となっていました。 さらに綿を入れて、キルトをするとふんわりと立体的になります。 そういえば私のベッドカバーは、今どこにあるのだろう。 ココシャネルのような女性や、赤いバラ、 白いドットやチェック柄。 さりげなく、そして粋な組み合わせに胸がときめきます。 これまで手にしたことのあるヴィンテージ布が、 こんなところにあんなところにも・・。 すべて手放してしまったのが、再び私の手に戻ってきました。 美しいプリント布は、どんな端きれでも素敵。 母の思いがいっぱいに詰まった「おばあさんの花園」。 私もいつか、娘のために作りかけの仕事を引き継いで完成させたいものです。
by tououzakka
| 2014-12-05 16:52
| handmade
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