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東京展示会に足を運んでいただいた、お客さま方をご紹介します。 前橋にてスペース・エヴァを開いていらっしゃる江原和子さま、 そして北欧ニットのお店「バルト物語」の布施茂子さま。 にこやかに刺しゅうの話に耳を傾けてくださったお二人、 どうもありがとうございました。 部族の絨毯と布を扱っていらっしゃる、 Tribal rugs&textileの榊龍昭さま。 トルコのキリムとトランシルヴァニアの絨毯の共通点を指摘していただき、 お勉強させていただきました。 ハンガリー友好協会の理事、粂さま、石本さま、石川さま。 トランシルヴァニアのハンガリー口承伝承を研究していらっしゃる方々との交流は、 さらに農村の精神性への興味をかき立てられるようでした。 杉野服飾大学で非常勤講師をしていらっしゃる川口素子さま。 日本ルーマニア友好協会を運営されていらっしゃるご主人さまとともに、 ルーマニアの服飾文化をご紹介されています。 イラストレーターの野川いづみさま。 幻想的で妖艶な作品を、 国内外の雑誌やショップで発表されています。 美しい作品の裏腹に 作家さんは実は個性的なユーモアに満ちた方で、 おかんアートや少年手芸部についてお話いただき、 たくさん笑わせていただきました。 アジアン雑貨&シルバーのお店SHINSEKAIの河本由紀子さま。 カレンシルバーにモン族の刺しゅうを求めて、 タイやベトナムに買い付けの旅をしていらっしゃいます。 着物好きでヴィンテージワンピースの愛好家でいらっしゃる河本さまとは、 好きなものが合います。 Gallery招山の渡邊恭代さま。 展示会を聞きつけて、鎌倉から来てくださいました。 鎌倉の素敵なギャラリー、いつかお伺いしたいです。 スタンプワークと呼ばれる、 繊細な砂糖菓子のような手刺しゅうをしていらっしゃる手芸作家の鈴木美江子さま。 花の手仕事では、 数々の可憐で美しい花をご覧いただけます。 10月にアートブックショップ神保町店で個展を開かれるそうです。 息子に虫かごとお絵かき帳をもって来て下さいました。 Patterieの鈴切り絵さま。 イラストのような、アートのような感覚で 刺しゅう作品を作っていらっしゃいます。 絵を描くように自由に、 さまざまなマテリアルが自在に組み合わされた作品。 刺しゅう枠の中で、新たな世界が広がっているようです。 旅人・エッセイストのたかのてるこさま。 2009年の冬、はるばるトランシルヴァニアへ ジプシーとの出会いを求めてお越しになりました。 最新作「ジプシーへようこそ!」では、 流浪の民ジプシーに体当たりで取材される様が生き生きと描かれています。 彼女の周りは、どこへ行っても笑いが絶えません。 その他にもたくさんの方と出会い、 多くを学ばせていただきました。 この場をお借りして、心からお礼申し上げます。 中崎町の古い民家の立ち並ぶ通りを行くと、 古いタバコやさんの大きなガラスの出窓が目印。 シロツメ舎さんは、 都会の中のオアシスのような不思議な空間です。 トントントン・・・と古い木の階段を上っていくと、 そこに小さなトランシルヴァニアがお出迎えします。 ![]() 黒ずんだ欄間には、 アンティークブラウスがかけられ、 トランシルヴァニアの風景を伝える写真がやさしく彩ります。 ![]() 民家の一角、おばあさんの作業場をイメージした テーブルには、やりかけの手仕事に古い写真立てが 無造作に置かれています。 ![]() 月と太陽を想わせる ふたつの刺しゅうエプロンは、 日曜のミサのための取っておきのお洒落でした。 ![]() 連日の猛暑の中、 会場まで足を運んでいただいた方々に 心からお礼を申し上げます。 ![]() 宮崎からは刺しゅう作家Nakiさんが、 駆けつけてくださいました。 小さな刺しゅうの会ができていく様子は、 とても微笑ましく、穏やかな空気を醸し出していました。 ![]() 喜界島のTwelveseventeenさんのファンの方々も、 たくさんご来場いただきました。 とびきり個性的な作品は、 作家さんの代わりになってこちらに話しかけてくるようでした。 ![]() たくさんの人のお陰で、 無事に4日間を終了することができました。 どうもありがとうございました。 大阪は中崎町にある、 昭和のたたずまいを残した通り。 ![]() シロツメ舎さんにて、 明日からいよいよ展示会がはじまります。 もともと煙草屋さんだった、古い民家改造した雑貨屋さん。 広々とした店内には、こだわりの小さな品が綺麗に並べられています。 スリッパを履いて、中へとお入りいただけます。 二階への入り口は、狭くて細い階段。 子どもの頃におばあちゃんの家に行った おぼろげな記憶がよみがえってくるような、懐かしさ。 階段を上りきると、 おなじみのポスターが出迎えてくれます。 正面の壁面いっぱいにアンティークの民俗衣装が並びます。 それから、小さなビーズのブローチが星のようにキラキラと輝き、 おばあちゃんの部屋をイメージした空間では、 村の民家に足を踏み入れたようなあたたかさを感じていただけます。 太陽の輝きと月の面影をたたえたシルクの刺しゅうエプロンは、 人々の目をとらえることでしょう。 喜界島の刺しゅう作家さんTwelveseventeenさんが 作品を届けてくださいました。 花柄が包装紙いっぱいに広がり、 作品への期待も嫌が負うにも高まってきます。 ![]() ビーズ刺しゅうブローチの繊細さ、 漢字刺しゅうバッグの華やかさとインパクトの強さ、 カロチャ刺しゅうの地下足袋のシャープな美しさ・・。 ![]() 宮崎の刺しゅう作家さんNakiさんは、 編みクロスステッチの作品を多数お送りいただきました。 最も古いタイプの刺しゅうと言われるクロスステッチ。 繊細で確かな技術のNakiさんの刺しゅう作品は、 トランシルヴァニアの風を届けてくれます。 また羊毛刺しゅう作家の高田豊香さんの、 イーラーショシュのテーブルクロスもご覧いただけます。 ふっくらして、彫刻のように美しい羊毛刺しゅう。 毎日3時から4時までは刺しゅうの時間となっております。 先着6名さまに編みクロスステッチ、またはイーラーショシュの手ほどきをさせていただきます。 キットをお買い上げいただきまして、 刺しゅうに囲まれた会場でゆったりと作業をしていただけます。 また、トランシルヴァニアのハーブティーもお召し上がりいただけます。 会場にて、皆さまをお待ちしています。 ![]() 「トランシルヴァニア-手芸の旅へ」 7月22日(金)~25日(月)13:00~19:00 シロツメ舎 先週の日曜日。 アートブックショップ神保町店にて 「はじめてのイーラーショシュ」ワークショップが開催されました。 トランシルヴァニアの西部、カロタセグ地方の刺しゅう。 イーラーショシュとは、書くこと描くこと(イール)が語源ということもあり、 まずは図案を描くことからはじまります。 リネンと綿の混紡の手織り布に、直接 チューリップやバラ、ハートなどの型を写して細やかな部分を付け加えていきます。 それから基本ステッチの練習。 ボタンホールステッチを変形したような独特の刺し方は、 ヨーロッパでも唯一の珍しいものと言われています。 ぎゅっと密に刺しゅうしていくと、 ふんわりと立体的にコードが浮かび上がっていくのです。 ![]() それから縁編みのやり方。 はじめ鍵編みと思われる方も沢山いらっしゃいますが、 針で簡単に作ることのできるやり方をお教えします。 ![]() チクチク縫い進めていくと・・・。 小さなクロスが出来上がりました。 ![]() 当日は、たくさんの方にイーラーショシュを体験していただきました。 トランシルヴァニアの手仕事に囲まれた、 展示場での針仕事はまた格別なものです。 ![]() 太いコットン糸を使いますので、 どんどん目に見えて進むのがわかります。 何よりも農村の刺しゅうですので、 細かな決まりごとなんてありません。 ひとつのステッチだけでできるイーラーショシュ。 トランシルヴァニアの農村の大らかな刺しゅうを いっしょに始めてみませんか? ![]() 講習は10日17日とともにすぐに満席になってしまいましたが、 展示場にてキットが販売されています。 会場でステッチをお見せいたしますので、 どうぞ気軽にお声をかけてくださいね。 ![]() 東京会場は、残すところ4日となりました。 厳しい暑さがつづきますが、どうぞよろしくお願いいたします。 7/7(木)~18日(祝・月)まで アートブックショップ神保町店 連日の猛暑と帰国の疲れを忘れさせてくれるのは、 素敵なお客さまとお話するひと時。 小さなトランシルヴァニアの空間での出会い、再会は 大きな力を与えてくれます。 展示会初日にお越しいただいたのは、 ルーマニアンレースの会Sezatoareを主催していらっしゃる三輪浦 緑さま。 先日ルーマニアから帰ってこられたお土産話にも花が咲き、 楽しいひとときでした。 ルーマニアレースとは、レース糸でコードを作り 繊細な模様をステッチで作っていく手芸です。 ショップでお買い物くださったルーマニアンレースの本から、 図案をアレンジしていただいた作品。 ![]() 札幌から展示会のために駆けつけてくださったRobaさまは、 図案を元に作られたイーラーショシュの作品を見せてくださいました。 ![]() イーラーショシュの作品を 東欧の手芸を専門に出版などの活動を展開していらっしゃる、 ハバールの春日一枝さま。 お忙しい中、展示にお立ち寄りいただきました。 手芸家の高田豊香さま。 イーラーショシュの図案を元に、 フェルト刺しゅうの作品をおつくりになられています。 こちらは大阪展示場にて展示させていただきます。 素敵なお花をありがとうございました。 写真家の堀内僚太郎さま。 海外に暮らす少数民族をテーマに作品を作っていらっしゃるそうです。 トランシルヴァニアのジプシーから手芸の世界まで関心を持たれ、 展示を見てくださいました。 神楽坂の有名フレンチレストラン、 ラ・マティエールのシェフ池田さまのお母さまと奥さまたち。 世界各国を旅されている池田さまからは、 コレクションされている素敵なコインをたくさんプレゼントしていただきました。 人形作家の渡辺葉子さま。 ペイントやクレイで個性の輝く、素敵な作品をおつくりになっています。 講習に使う型紙のカットの仕方を、丁寧にご教授いただきました。 東海大学のヨーロッパ文明学科でハンガリーを専門にしていらっしゃる深谷志寿先生。 70年代のハンガリー留学時代のことを熱心に語っていただき、 まだ見ぬ社会主義時代の空気が感じられるようでした。 料理家の星谷奈々さま。 はじめて出会ったのは、1ヶ月前のトランシルヴァニアのローカル列車の中でした。 プレッツェルの貝戸さんご夫妻のお宅で、 ルーマニアの食材をつかった美味しい手料理を作っていただきました。 お持ちより頂いたのは、月のしるしのお手製のクッキー。 美しい手から生み出されるお料理は、たくさんの人を笑顔にしてくれます。 ![]() 手芸コーディネーターの矢崎順子さま。 アートの視点から手芸を紹介していらっしゃる方で、 美しいご著書を手に取り拝見させていただきました。 連日の猛暑の中、 展示場まで足を運んでくださいました皆さまに 心からお礼を申し上げます。 谷崎 聖子 トランシルヴァニアから、 スーツケースいっぱいにしてやって参りました東京。 神保町のコンクリートジャングルの中に、 小さなトランシルヴァニアを運びます。 ![]() 入り口の壁面は、 トランシルヴァニアのおばあちゃんの部屋をテーマに展示をしています。 古い絵付けのお皿や小さな水差し、 そして赤の刺しゅうやレースの世界。 カロタセグの古い写真や刺しゅうの恋文まで・・・。 ![]() すぐ下にある机は、おばあちゃんの小さなアトリエです。 イーラーショシュの型紙に手描きの図案。 やりかけの刺しゅう。 この小さな空間から、あの美しい作品が生まれます。 ![]() 正面の壁面には、トランシルヴァニアの古い民俗衣装が並びます。 ブラウスは、貴重品だった布を最大限に生かして作られたもの。 その刺しゅうは、小さな空間に最高のテクニックを使い、 女性の美しさを引き立てる装飾がなされています。 カロタセグ地方やメズーシェーグ地方のエプロンがずらりと並びます。 作業用の布であった前掛けが、どうしてこのような芸術品へと変わったのでしょう。 その秘密が、その並んだエプロンからうかがい知ることができます。 ![]() ガラスケースには、極上のシルクエプロンが二枚。 そしてビーズブローチが揺れています。 背景が鏡ですので、裏面のおばあちゃんの針目も見られます。 ![]() すべてルーマニア産の手芸材料。 イーラーショシュのキットやおばあちゃんの手描きの図案、手作りのピロカバー。 たくさんの糸に刺しゅう図案、バルツァシャーグの伝統図案の本。 アンティークのブラウスなど・・・。 販売品もたくさん取り揃えています。 ![]() 旅する感覚でお楽しみいただける、 トランシルヴァニア展示会。 東京会場、アートブックカフェ神保町はあと9日間、 皆様のご来場をお待ちしています。 ![]() アートブックカフェ神保町店長、伊藤かすみさんのブログにて 展示の様子を素敵にご紹介していただいています。 緑の生い茂る丘をいくつもこえて その小さな村へたどり着くと、 教会の壁の日陰でおばあさんたちが針仕事をしていました。 ひざにはそれぞれ赤いイーラーショシュに、白いカットワークの作品がかかっています。 ![]() 古くから村では図案を描くのが上手な女性がいて、 村の女性たちのために図案を描いていたといわれています。 ボルバラおばあさんの住む村には、 もうイーラーショシュを刺しゅうする人がいなくなり、 注文を受けることもなくなってしまったそうです。 ![]() カルドシュ(刀)と呼ばれるのは、 大きなチューリップの花びらが刀のように反れている図案のこと。 ![]() アンナおばさんは、今でも村の女性ばかりでなく よその村からも注文を受けては、想像をふくらませ、 次々と新しい図案を生み出しています。 ![]() 向かいあう鳥は、時にクジャクだったり、 時にハトのようだったりします。 鳥は、ハンガリーのフォークアートでも重要なモチーフ。 ![]() ブジおばあさんは、昔ながらのガラスの万年筆を使い、 その村に伝わる図案を大切に守りつづけています。 ![]() 4つの蹄鉄のモチーフ。 蹄鉄は、幸運を意味するお守りとして好まれています。 ![]() ひとつひとつ手描きの青い線は、 その職人さんたちの手によって生命を吹きこまれ、こちらに語りかけるようです。 家庭で栽培され、手で紡ぎ織られたホームスパンのリネン生地。 そこに刺しゅうを施します。 植物の茎は太く、たくましくのびのびと。 ![]() 動物は歌うように、生き生きと。 ![]() 赤、青、黒、白・・・。 好きな色を手にとれば、 ただ同じステッチで刺しつづけるだけです。 おばあちゃんの手のぬくもりのこめられた、クッションカバー。 ![]() そして、チューリップモチーフのアクセサリー。 ![]() こちらの手描き図案、イーラーショシュの作品は、 トランシルヴァニア刺繍展示会にて展示、販売されます。 7/7~18日まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25日まで シロツメ舎(大阪梅田) 北インドのラジャスターン地方から放浪を重ねて、 ここトランシルヴァニアに移動してきたといわれるジプシー(ロマ)。 ヨーロッパでは異質なほど極彩色を好む彼らは、 家の中のインテリアもキッチュで華やか。 ![]() 本来、土地をもたず原料となる亜麻や麻を栽培しなかったジプシーは、 一般に手芸の文化を持たないと言われます。 ところがここトランシルヴァニアのジプシーの村では、 隣接する民族からの影響なのか、 ジプシーのインテリアやファッションのごとく、 とびきりに自由で色鮮やかな刺しゅうが見られるのです。 ![]() ぐるぐると渦を巻く太陽。 いいえ、むしろお花なのでしょう。 同じステッチの繰り返し、線は歪んでいるのにもかかわらず、 その刺しゅうは、どうしてこんなにも魅力的なのでしょう。 ![]() 紅色のシカが現れました。 ![]() その後を黄色やピンクのシカも追いかけます。 色鮮やかな花畑の中を、 シカたちはどこまでも走りつづけています。 ![]() 刺しゅうのクッションで飾られた居間は、 まさに展覧会さながら。 ほかに並ぶものもない、その色彩感覚と構成の大胆さ。 その魅力は糸の目を数える刺しゅうよりも、 むしろ図案を描く刺しゅうによく表れています。 ![]() シマシマとチェックの洋服を着た、男の子と女の子。 両手を大きく広げた花は、今にも動き出しそうなほどに 生命力であふれています。 ![]() スカートのすそは、プリーツが寄せてあるみたい。 びっしりと施された刺しゅうの重みが、そのままスカートの重みになっているのです。 ![]() 私たちは、一体いつから絵を描かなくなったのでしょうか。 いつから自由に歌をうたわなくなったのでしょうか。 創造することは、楽しいこと。 その喜びが、この色彩や形に込められているはずです。 刺しゅうの素晴らしさは 針目が細かいということだけではなく、 洗練されたデザインというだけでもなく、 テクニックや素材の豪華さだけでもありません。 ジプシーの刺しゅうには、 装飾することへの喜びがありありと感じられ、 常識にとらわれない豊かな表現力で満ちています。 ![]() ジプシーの刺しゅうも、 トランシルヴァニア刺繍展示会にて展示されます。 7/7~18まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25まで シロツメ舎(大阪梅田) ハンガリーとルーマニアとの国境にある、バナート地方。 ここにクロアチア人の少数民族が暮らす小さな村があるといわれています。 ![]() ブラウスの素材は、既成のコットン素材。 年代でいえば50年以上古いものではなさそうです。 それにも関わらず、刺しゅうテクニックの素晴らしさには目を見張るものがあります。 襟の下にくるモチーフはまるでメダルのようであり、 刺しゅうの技がここ一箇所に集中しているようです。 細やかなカットワークは、一見するとレース編みのようですが、 実は一つづきの生地なのです。 どんぐりのモチーフが透かし模様に、浮き上がります。 両側には、サクランボの細やかなクロスステッチ。 ![]() 3つ葉にイチゴがデザインされています。 編みの目のようなカットワークもデザインがさまざま。 サテンステッチが、花の形を鮮やかに浮き上がらせます。 ![]() 1mmほどの細やかな繊維を一本ずつすくい上げたクロスステッチ。 メイプルのような大きな葉っぱの中に小さな葉っぱ、 さらにその中にサクランボのような果実が。 外をむいた小鳥も見られます。 ![]() Tの字型に裁断された洋服は、直線的。 胸にギャザーを寄せるのが特徴的な、 ルーマニア人やハンガリー人のチュニックとも違います。 ![]() 白いデコレーションケーキみたいな、 サテンステッチの連続もようが圧巻です。 真っ白い石膏に浮き彫りされた工芸品さながらの優美さです。 ![]() 手作りのかぎ編みレースの襟が可愛らしい。 カラフルなタッセルが垂れています。 縦長のラインは、細やかなクロスステッチです。 ![]() 一見織物のようですが、こちらも刺しゅうです。 ここでも豊饒性を表す、洋ナシやサクランボなどの果実がデザインされています。 ![]() その白さは、刺しゅうの美しさを最大限に引き出しています。 どこか東洋的な香りの漂う、透かし模様の完璧な美しさ。 縁には、S字の連続もようが立体的に浮き上がります。 どうやって刺しゅうがされているのだろう・・、何度も表裏を見返してしまいます。 ![]() 長い袖は、すそのところで折り返されます。 その美しい針仕事は、襟にもすそにも型にも、 余すことなく力が注がれているのです。 ![]() クロアチア人の白いブラウス、 極上の手仕事の詰まった芸術品に袖を通してみませんか。 ![]() こちらの刺しゅうブラウスは、 トランシルヴァニア刺繍展示会にて販売されます。 7/7~18まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25まで シロツメ舎(大阪梅田) 真っ白なアコーディオンプリーツのブラウスに、 黒のベストとプリーツスカートが厳かなシク(セーク)村の祝祭用の衣装。 男性は青いベストに麦藁帽子がトレードマークです。 ![]() シク村の女性たちは、赤い薔薇の刺しゅうの入ったスカーフをかぶります。 未婚の少女であれば、 そのスカーフの先から長い長いお下げの髪が垂れ、 真っ赤なリボンが腰からひらめいています。 ![]() シャツもブラウスも全てが手縫い。 刺しゅうは、襟シク村の女性たちは、赤い薔薇の刺しゅうの入ったスカーフをかぶります。 未婚の少女であれば、 そのスカーフの先から長い長いお下げの髪が垂れ、 真っ赤なリボンが腰からひらめいています。と肩にほんの細い幾何学のラインだけ。 女性のスカーフが刺しゅうで彩られるなら、 男性は棒ネクタイに同じく薔薇の刺しゅうが施されます。 ![]() 村では今でも、薔薇刺しゅうの職人さんがいて、 漆黒に輝く布の縁を鮮やかな色で染め上げるのです。 驚くことには図案も描かずに、そのまま ためらいもなく刺していくこと。 定規も使わず全てが熟年の手の勘なのです。 ![]() 赤とピンクの薔薇が香ってきそうな、薔薇刺しゅうのショール。 丸くふくらんだ白いブラウスの袖から、 黒地に赤やピンクのシルクの薔薇の花が姿をあらわします。 ![]() マクラメ編みのフリンジや刺しゅうが真ん中で終わっているのは、 そこに長い三つ編みの女性の髪が垂れるからでしょうか。 その艶やかなサテンステッチは、 まるで極上のジュエリーのような輝き。 ![]() 図案なしとは思えないほどの、正確無比な刺しゅうの技。 セーク女性の美しさは、バラ刺しゅうのスカーフにあります。 女性たちの美しさにかける情熱が、 これだけ正確な技を生み出したのに違いありません。 ![]() シク村の薔薇刺しゅうのショールは、 トランシルヴァニア刺繍展示会にて展示されます。 7/7~18まで art-bookshop&cafe神保町店(東京) 7/22~25まで シロツメ舎(大阪梅田) < 前のページ次のページ >
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