by 谷崎 聖子
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昨年の末に里帰りをしたときのこと。
実家の部屋で、いくつもの前掛けを見つけた。 「大したものじゃないの。ミシンでさっと作ったものだから。」 恥ずかしそうに言う母親の作ったものは、 確かにスタイなんてお洒落なものではなく、 お地蔵さんの前掛けにそっくり。 縁にコットン生地でパイピングを施してから、 娘の名前が漢字やカタカナ、ひらがなやアルファベットの頭文字で それぞれ刺繍されている。 すべてが母親の筆跡そのもの。 「なんだ、ミシンの糸がそのままじゃない。」 と相変わらずせっかちで大ざっぱな母親の難点を指摘しながらも、 その程よく力の抜けた手仕事の温かみに魅せられていた。 その母の手製の前掛けは、 娘のよだれをいっぱいに吸い込み、 数々の離乳食のシミをいっぱいにつけて成長を続ける娘の胸元にかかっている。 それは必ずしも額ぶち仕立ての見事な作品でなくとも、 私たちの日常をより鮮やかに彩り深いものにしてくれる。
by tououzakka
| 2014-04-08 04:59
| handmade
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