by 谷崎 聖子
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菜の花が黄色い花粉をちりばめる4月。 Pretzel(プレッツェル)の貝戸さんご夫妻をたずねました。 関東平野の城下町、川越は 1年間をトランシルヴァニアで過ごされたお二人を あたたかく迎えてくれたといいます。 そんなお二人の新居は、おとぎ話に出てくるような素敵な一軒家。 何十年も前にヨーロッパから取り寄せた素材で、 こだわって丁寧に作られた家。 そこに、貝戸さんご夫妻が一年かけて ヨーロッパのあちらこちらで目にした素敵な品が飾ります。 扉をひらいて中に足をふみいれると、 そこは時間の流れさえもゆったりとしているかのよう。 おおきなまな板のようなテーブルに、 イーラーショシュのクッションが座布団のように敷かれています。 まるでおままごとのような空間。 アンティークのたんすには、 アコーディオンや弦のないヴァイオリン、 絵付けのお皿に花のかんむり・・・。 想像力をかきたてられるような品々が添えられています。 入ってすぐに目にとびこんできたのは、 アンティークの木のいす。 ガリレオの本などでむかし目にした、 中世ヨーロッパの天体観察につかう地球儀みたい。 シャガールの本が広げられています。 まだ修理中なのだそうです。 リビングのテーブルの横の壁にかけられたタペストリーは、 いっしょにカロタセグの村を歩いたときに見つけたものです。 招き猫のような顔をした、珍しく猫がテーマになったクロスステッチ。 (ペアの鳥モチーフのものは、トランシルヴァニアの自宅のベッド脇にかかっています。) 左から順に由希さん、料理研究科の星谷菜々さん、哲哉さん。 二階のアトリエにお邪魔しました。 お部屋に入ると、すぐにたくさんのぬいぐるみが歓迎してくれます。 棚から足をすべらしてしまいそうな、 レモン色のやわらかな毛並みのらくだのお母さん。 奥さまの由希さんは、人形作家さん。 やさしくて、どこかユーモラスな表情の動物たちは、 どれもが由希さんの分身のようです。 きれいな紫色の毛並みのナマケモノNONに、 年寄り猫のTZUARA、 人気者の白熊のBOO。 うっかり背をむけると、ひそひそとおしゃべり声が聞こえてきそう。 アンデルセンなどの童話の本や、古い手仕事に写真・・。 彼女のインスピレーションの素が、ぎゅっと詰まっています。 ずっとこのままで変わらない、 永遠の少女でありつづける由希さんらしいお部屋です。 向かいには、ご主人さんの哲弥さんの部屋があります。 屋根裏のかたちをそのままに残した部屋は、 空にむかって窓が大きく放たれた心地よい空間です。 帽子の好きな哲弥さんらしく、美しい帽子たちが 標本のように丁寧に並べられています。 机の上には、やりかけの刺繍が。 それ自体がもうすでに作品のような風格をたたえています。 まさに中世の職人さんのアトリエ。 丁寧に図案を写し、刺繍ができあがると、 トートバッグに仕立てられます。 カロタセグのイーラーショシュに、 Preztelのロゴ、PRの文字が加えられます。 由希さんが昨夜のお料理のときに身につけていたのは、 ご主人さん手作りの刺繍のエプロン。 ポルトガルの漁港の町で、 漁師の奥さんが、ご主人さまの帰還を祈って 身につけた7枚のスカートから発想を得たそうです。 二枚仕立てで袋のようになった仕立て。 毎日、違った色のエプロンを身につけて家族の帰宅をまつ、 そんな素敵な女性が目に浮かびそう。 ひとつひとつ縫い目が違う、 手の仕事の美しさが光っています。 実はエプロンをテーマに、 あっと驚くような面白いプロジェクトを構想中だとのこと。 皆さまもきっと目にされるでしょうから、楽しみにお待ちください。 哲弥さんのアトリエで見た、素敵なイラスト。 Pretzelのお二人、今後の活躍が楽しみです。 Pretzel(プレッツェル)
by tououzakka
| 2012-05-09 16:57
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