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民俗衣装は、 限られた材料の中で、 女性たちが工夫に工夫を凝らしてきたもの。 いかに美しく装うかのヒントが、 たくさん詰まっています。 ![]() 数多くある衣装の中でも、 もっとも代表的なものが アコーディオン・プリーツのシャツ。 大きくふくらんだ袖は、 しっかりとのり付けされて固くなっています。 ![]() 家庭で作られたホーム・リネンの素材は、 しっかりと厚みがありますが、 これに限りなく細かいギャザーを寄せて仕立てる、 まさに神業のような手仕事。 すべてが手縫いで作られています。 ![]() 大きくふくらんだ袖を、 特別なアイロンでプレスして、 この美しいひだを作っていたようです。 身につける前には、 こんな風にひだを折りながら、 ひとつずつ丁寧にアイロンをかけます。 ![]() セーク女性のハレの衣装は、 ベルベットのような生地に 組みひも模様の飾りがついたベスト。 肩の部分は、縫い合わされずに ホックで留めるだけとなっています。 ![]() 肩に、真紅のバラを飾るためです。 黒のシックなベストを 艶やかに魅せる、大きなバラのコサージュ。 ![]() レークリと呼ばれるブラウスは、冬の衣装。 ベルベット生地の光沢が美しい、 手の込んだ仕立ての衣装は、 19世紀の都市化の影響を受けているようです。 ![]() こちらは黒字に、 カラフルな小花の刺しゅうが散りばめられた、 ハレの日の衣装です。 ![]() セークの女性にとって、 スカーフは大切な小物。 既婚女性はもちろんのこと、 若い女性も黒いスカーフで頭を覆い、 そのすそからは長いお下げの髪と紅いリボンが垂れます。 ![]() これだけの、バラ刺しゅうのヴァリエーションがあるのです。 ![]() 美しい衣装の中で生まれ育った女性たちは、 普段着でもその着こなしが素敵。 ![]() スカートには、どれ位の用尺が必要なのでしょう? こう尋ねると、 おばさんがエプロンのすそをひらりと返します。 なんと、そのスカートの正面は 巨大なもの入れになっていたのです! しかも、ファスナーつき。 ![]() 3m半ほどの生地を、 このように手でプリーツをよせ、 アイロンがけをします。 母や祖母から学び、自然と身につけた技術なのでしょう。 ![]() 夏の暑い時期でも、 スカートにエプロンを重ね、 長袖のブラウスを着て、スカーフをかぶる。 セークの女性の昔から変わらないファッション。 時代の波に流されずに、 ずっとその輝きを保ちつづけてほしいものです。 ![]() セーク女性のファッション美学に、 共感していただけたら。 にほんブログ村 いかに「限られた材料」で作るかは常に課題なのですが、長年の知恵が結集されたためでしょうか、とても素晴らしい衣装ですね。アコーディオンプリーツのブラウスにコサージュ付きのベストはぜひ着てみたいです。もちろん!実用的なエプロンにスカートも。バラの刺しゅうにも釘付けになりました。どなたかにコピーしていただきます。今日もありがとうございました! 朝から携帯から見たので もう、パソコンの画面で大きくじっくり見たくて うずうずしていました。 着用していないときのブラウスは 驚かされました。 心をわしづかみにされるくらい もう、このブラウスのトリコです。 昔、イッセイミヤケのプリーツの展示を 見に行ったのですが もしかして、イッセイも このプリーツにトキメイタのではないのでしょうか? そんな風に思ってしまいました。 あのヨーヨーキルトを縫い付けたエプロンは まわりにプリーツを付けるつもりです。 もちろん、わたしも手で折って アイロンをかけ、プリーツを作ろうと思っています。 いつも素敵なアイディアを ありがとうございます。 Dillaさん、今の時代にものを作る人たちは、 いろいろなものにアンテナを張っていないといけないので 大変だと思います。 村で生まれ育った人たちは、 その時代時代に手に入る材料で、 時にはその材料さえも生み出しながら、 決まった形だけを作り続けます。 それだけに、その形は どんどん研ぎ澄まされて、 その集合体のなかへ浸透していきます。 フォークアートの素晴らしさは、 作品そのものではなく、 それを皆が担い、 生活の深いところまで根付いているところだと思います。 twelveseventeenさん、 プリーツの美しさには心を奪われますね。 イッセイミヤケが、 プリーツに焦点をあてて作品を生み出したのにも 納得が行きます。 造形的なブラウス、 その作るところをいつかこの目で見てみたいです。 そでのプリーツをかける、 特別な道具があるようなのです。 ヨーヨーキルトのエプロンも 気になっていましたので、 これからプリーツが添えられたら、 また素敵になるのだろうとワクワクします。 手でプリーツを作るのは何回かやったことがあるのですが、ギャザーが上手く寄せられなくて、思わずこの細かさにくらくらしてしまいました。 ひたすらに同じ形を作り続けるというのは本当により研ぎすまされて行きますね。 薔薇の刺繍、最初はチロリアンテープの様なものを縫い付けてあるのかと思ったら刺繍だとかいてあってビックリしました。 本当に凄いところですね。 男の方の衣装も素敵です。帽子の形がちょっと独特ですね。女性だけでなく男性も素敵なところが良いなー。 日本も着物素敵だけれど、今の男性ひょろっとした方が多くてお腹が出ていないと決まらない着物をなかなか着こなせないのが残念です。 越後屋さん、
手で寄せたプリーツは、 それは細かくて動くと表情が美しいですよね。 スカーフは、私もはじめは プリントか何かだと思いました。 シルクのような光沢の黒い布に刺しゅうをするのですが、 キッチュな色と小さな花がかわいらしいです。 男性のシャツは、異に 手仕事の重みが感じられます。 麦わら帽子が、田舎っぽくて雰囲気があります。 今でもおじいさんたちは、 青いフェルトのベストを着て、 麦わら帽子をかぶっていますよ。
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