by 谷崎 聖子
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南国のハワイアンキルト展。 その舞台は宮崎県立美術館です。 実は私の母が主催する ハワイアンキルトのグループ、 コットン・ピアスの13回目の展示会が 今週日曜日まで開催されます。(入場無料) タイトルは、「迷路」。 ハワイアンキルトの生まれる瞬間を、 すぐ目の前で見て育った私には、 その図案の秘密が分かりますが、 初めてご覧になった方は、 その迷路のように複雑に入り組んだ模様に 驚かれる方も多いです。 一見複雑に見えるパターンも、 実はそう難しくないのです。 というのも、折り紙のように 布を半分、4分の一、8分の一に折り曲げて、 その小さな三角形の空間の中で 南の植物や動物のイメージで描き、 ハサミで切ります。 ひとつの背景用の生地に、 先ほど切り取った図案の生地を きれいに重ねて、模様にそって 縁をまつり縫いでただ縫っていくだけ。 トップが出来上がったら、 今度は綿を入れて、キルティングに入ります。 ふわふわの綿が、一枚の布となるまでに 針でステッチを入れていきます。 サイズが大きくなればなるほど、 時間もかかりますが、 それだけハワイアンの大胆なデザインが映える 美しい作品に仕上がります。 白い壁を一面に染める、 南の植物の色とかたちの世界を 心行くまでお楽しみいただけると思います。 そして、この展示会のもうひとつの 見所は・・・ こちらブログでもおなじみの ハンドメイド作家さん、 Twelve Seventeenさんの作品です。 東欧雑貨ICIRI・PICIRIの ヴィンテージファブリックを、 素材そのものの美しさを引き立たせて、 他にない造形世界を作り出されています。 左は、白地に赤のロングクロスに 日本の刺し子のテクニックで、 図案の上を埋める形で刺しゅうが施されています。(→☆) その単純な四角の集まりが 不思議な視覚効果を与え、 デザインをさらに奥深く、リズムを生み出しています。 右は、今回のICIRI・PICIRI特集で出ていたものです。 青のお花のヴィンテージカーテンに、 裏には花の花粉を思わせる黄色の水玉、 そして裏地には、葉っぱのような鮮やかな黄緑・・・ テキスタルに独自の表現を加えて、 さらに進化させていらっしゃいます。 こちらは日本のあずま袋にヒントを得て 生み出されたオリジナルのMarumaru Bagです。(→☆) そして最後にご紹介するのは、 今年の母の作品。 こちらはハワイアンではなく、 ミシンキルトです。 深い赤のむら染めの生地には、植物の葉っぱ。 中心のパステルトーンの生地には、南国の花・・・ 夢のようにやさしいパステルよりも、 深く濃い赤の分量が多く、 迫ってくるような強さが感じられます。 ミシンのステッチは、ハンドのような丁寧さ、 優しさは感じられませんが、 今のミシンではたくさんの表現の可能性があるようです。 南の国のハワイアンキルト展示会、 宮崎にお越しになった際には ぜひお寄りください。 女性だからこそ、表現できる 布を使った優しさ、あたたかさを 感じていただけると思います。 ハワイアンキルトで、 南国気分を味わっていただけたら・・・ ↓
by tououzakka
| 2009-05-23 06:19
| handmade
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