|
カテゴリ
最新の記事
My Shop&Blog&・・・
ヴィンテージファブリックShop 東欧雑貨ICIRI・PICIRI フォークアートShopFOLK ART Transylvania
お気に入りブログ
最新のコメント
以前の記事
ライフログ
検索
ブログパーツ
ファン
|
真っ白なサンザシが花をつける5月。 5日間にわたって、カロタセグ地方へ手芸の旅へ出かけました。 なだらかな丘にも若草色の草がいっぱいに覆われています。 ![]() ナーダーシュ川流域の村々では 村のお祭りに偶然出くわし、 色とりどりのブラウスやエプロンに身を包んだ村の人たちといっしょに 教会のミサに参列しました。 ![]() ちいさな四角いブロックに、 鮮やかなお花がいっぱいに咲いたビーズブローチ。 おばあちゃんがひと冬かかって作った作品を、 テーブルいっぱいに広げるとそれは圧巻です。 ![]() イーラーショシュの作り手をさがすのが今回の目的でした。 初夏の日差しがいっぱいにふりそそぐ通りでは、 おばあさんたちがベンチに腰かけ手を動かしています。 ![]() 百年以上の歴史をもつ「清潔の部屋」。 おばあさんやひいおばあさんの手仕事をそのままに、 守りつづけている女性がいます。 時がここだけ止まったかのような空間。 ![]() 村から村へと渡りあるき、 時には列車で、時にはバスで、 歩くこともあれば、ヒッチハイクをすることもあった5日間。 9つの村を見て周りました。 ![]() カロタセグの手芸の旅を、 これから少しずつご紹介します。 ブルーは、夏の青空を感じさせる色。 レインドロップを感じさせる色。 しぶきをあげてうねる波を感じさせる色。 今夜は夏にぴったりのブルーを特集します。 まるでアップリケのデザインみたいな波模様のリネンクロスに、 水色と黄緑色のハートの花びらもようのロングカーテン、 ブルーと白のお花とドット柄の布団カバー、 ブルーの木苺のひらひらカーテン、 組みひももようのアイリッシュリネンクロスなど・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さまざまなブルーをとりそろえて、 お待ちしています。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() トランシルヴァニア地方ではじめての、 衣装の会合が開かれました。 ここトランシルヴァニア地方に伝わる民俗衣装(農村の衣装)、 貴族の衣装、近代の町の衣装、 そして伝統を応用させた現代のファッションまで・・・。 工芸デザイナーや伝統を守る職人まで、 さまざまな人たちが意見を交換する場所。 私たちも、メズーシェーグの平日の民俗衣装をたずさえて ウドヴァルヘイの町へと向かいました。 町の中心にそびえるカトリック教会を背景に、 中世の情緒をもつ素敵なご婦人たちが歩いていました。 純白の髪をしたおばあさんは、 「まだ写真に撮らないで。 これはまだ、完成じゃないのよ。」 その方を見ると、ヘートファル(7つの村)のマルギットおばあさん。 他の女性たちも、みな煌びやかな衣装に身を包んでいます。 ![]() 会場では、現在も作られているさまざまな衣装が展示されています。 手前のふたつが、地元のセーケイ地方の民俗衣装。 女性は白いブラウスに、赤いベストとスカート、そして刺繍のエプロン。 男性は、白いシャツに白いフェルトのスリムパンツ。 黒い組み紐もようがおしゃれです。 それから、20世紀はじめの都市で流行したスタイル。 ![]() 豊かな農民だったセーケイ人は、 はやくに都市の流行が入ってきたため、 民俗衣装は20世紀に入ってすぐに廃れてしまいました。 昔は、村によって織りの色や模様が違ったようです。 こちらは古いセーケイのベスト。 ![]() スカートの上に装うエプロンは、その人の個性を発揮できる場所。 それだけ、刺繍も丁寧に美しくなり、 ヴァリエーションも豊富です。 ![]() こちらは別の村から。 まるで、枕カバーの図案のような横流れのデザインです。 ![]() 会場で衣装をととのえた、マルギットおばあさんたち。 ブラショフの近郊にある、バルツァシャーグと呼ばれる地方。 裕福なドイツ系のザクセン人の住む、大きな商業都市ブラショフの 影響を多く受けた衣装は、都市的で洗練されているのが特徴です。 ![]() ここでは100年ほど前にすでに、高価な市販の織り生地を手に入れることができたため、 古いホームスパンや刺繍のものはやがて作られなくなりました。 豪華な銅製のメダルやベルトは、ザクセン人から伝わったものです。 ![]() 頭には手編みのボンネットをかぶったあと、 繊細な花刺繍のバンドや薄いシルクのヴェール、 そして銅でできた花の形のピンで留められます。 ![]() 衣装は、すべてマルギットおばあさん自身が手がけたもの。 ザクセン人から伝わったオーバースカートは、 糸で細やかなギャザーが寄せられ、 縁はそのまま黄色い糸でノットステッチで留められています。 ![]() 祝日の華やかな衣装とは少し違って視点をと思い、 私も平日のシンプルな刺繍の衣装を着ていたのですが、 声をかけられて、現地の女性デザイナーによる服に着替えることとなりました。 コットンや麻のナチュラル素材を使った、 すこしルネサンス、ヒッピーなどの要素も感じさせる衣装。 Adel Martonさんのデザインです。 ![]() 私の着させてもらった、このエプロンつきドレスは、 この衣装コンフェレンスで賞を取ったそうです。 今ふたたび注目を集めている、民俗衣装そして民俗モチーフ。 本国ハンガリーでも、夏のオリンピックで 農村の刺繍をイメージした衣装が披露されるなど、 若いデザイナーたちの間でも伝統が見直されてきています。 これから、トランシルヴァニアに新しい作り手が誕生するのか 今後が楽しみです。 *トランシルヴァニア衣装会議のようすは、 こちらでご覧いただけます。 Plusz Portal マルギットおばあさんの取材は、こちらです。 アートとフォークロアの融合-マルギットおばあさんの部屋 春がそろそろ終わりをつげ、 季節は初夏へとき移ろいつつあります。 今年初めて、カロタセグ地方へ手芸の旅へとでかけます。 とあるプロジェクトのために イーラーショシュの作り手をさがしに行ってきます。 これまで行くことのできなかった南部へも 足をのばしてこようと思っています。 どんな人との出会いがあるのか、 どんな素敵な手仕事が待っているのか 今から楽しみです。 ![]() ショップでは、15(水)~20(日)まで ショップの発送作業をお休みさせていただきます。 メールでのご返信も遅くなると思われますので、 どうぞご了承をお願いいたします。 夏が足音をたてて近づいてきています。 今夜は夏の太陽を思わせる ポップなオレンジカラーを特集します。 クッキーみたいなオレンジのお花のリボンタペストリー、 オレンジのお花畑の布団カバーに。 白いお花とドットの布団カバー。 オレンジのチューリップやバラ、ひまわりのアールデコ調クロス、 キンカンのリースもようの円形クロスなど。 太陽の色につつまれて、 夏を迎えませんか? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() オフィス街が立ち並ぶ、都心の一角。 とある映画の試写会のイベントが行われる会場へと向かいました。 ツタのからまる白壁の建物に、 ヨーロッパ風の玄関があたたかく迎えてくれます。 btf ANNEXさんにお邪魔すると、 まるでホームパーティの会場のようににぎやかで、 わくわくとした雰囲気で包まれていました。 実はこの日、 フランスのドキュメンタリー映画『ベイビーズ~いのちのちから~』の 試写会が行われたのです。 昔なつかしの小さな木造階段を上っていくと、 スリッパを履いて会場へ入ります。 昭和の古い木造建築がそのままに生かされた心地よいスペースで、 美味しいクッキーやハーブティーをいただきながら、 子供から大人までゆったりと映画鑑賞に座談会などを楽しみました。 お店のメインフロアーは、 アートギャラリーのようなスペースを使った会場。 メキシコやアフリカなど世界のさまざまな雑貨や 遊び心あふれる魅力的な作家さんの作品が並んでいます。 オーナーの青木さんのお嬢さん、 ゆみかちゃんがお気に入りのオブジェ。 ひらひらと半円型のモチーフが重なっています。 これ、何だか分かりますでしょうか? ![]() 黄色いインコのぬいぐるみです。 3歳くらいの子供さんが乗ったら、 そのまま羽ばたいて飛んでいってしまいそうな大きさ。 「さあ、どこへ行こうか。」とふたりで相談しているみたい。 ![]() 子供づれでも楽しめる、小さなギャラリー。 色やデザインの刺激あふれるハイセンスな雑貨を楽しんだり、 ワークショップなどのさまざまなイベントも展開しているようです。 ![]() 都会の中の小さなオアシス、btf ANNEXさんのHPはこちらです。 btf ANNEX ここトランシルヴァニアにも、いよいよ若葉の季節が訪れました。 原っぱも森の中も、町の街路樹にも、 美しい色があふれています。 ![]() まずはじめに、 アーラパタクの編みクロスステッチをご紹介します。 アーラパタク村は100年前のパリ万博で注目を浴び、 それ以降も女性たちの手によって技術や豊富なモチーフが伝えられてきました。 鳥やチューリップ、リーフに星・・・。 赤と青の端正なステッチで描かれたメルヘンの世界です。 ![]() 布の繊維を二目ずつすくった細やかなステッチ、 普通のクロスステッチよりもひと針分手間をかけただけ、 糸のふくらみが増すのが編みクロスステッチの魅力です。 ![]() アーラパタク村のおばあさんが、ひと針ひと針心を込めて刺したクロス。 リネン100%の布にコットンの刺繍糸がふんだんに使われています。 ![]() 赤いリーフに青い星の図案は、 とりわけ美しく構成された作品です。 ![]() ジメシュ地方の手織りのアンティーククロスは、 50年ほど前に機織で織られた、花嫁道具でした。 ![]() 使われることもなく、たんすの奥底でずっと眠っていた品。 立体感のある地織りが幾何学模様を浮き上がらせ、 さまざまな色糸が細やかな模様をつくり、さらにレースが繊細に縁を彩ります。 ![]() かつて既成の寝具が手に入らなかった時代、 花嫁の手で作ったタオルやシーツ、枕カバーが重宝されていました。 その古きよき時代の名残を、その手仕事は今に伝えています。 ![]() また新たにルーマニアの手芸本も入荷します。 刺繍やレースの、手に取るだけでも美しい本の数々です。 まずは、ルーマニアの各地の刺繍や織りのモチーフを集めた本。 ![]() 美しく色づけされた豊富な図案と、刺繍の図解も豊富に載っています。 70、80年代に流行したフォークロアブームの空気が伝わってくるような作品集です。 ![]() ポケットサイズの刺繍と織りの本。 ![]() 読み物としてのウェイトが大きいですが、 カラフルなチャートで図案が紹介され、刺繍のテクニックも紹介されています。 ![]() こちらは、インテリアのための手芸の本。 ![]() ルーマニアのフォークロアをテーマにしたイラスト、 村のお祭りやフォークダンス、結婚式などが刺繍の図案となっています。 これに伝統刺繍を組み合わせたものが、当時流行したようです。 等身大の型紙もついています。 ![]() この他にもたくさんの手芸の本をとりそろえて、 お待ちしています。 ![]() ショップはこちらです。 FOLK ART Transylvania(フォークアート・トランシルヴァニア) ![]() 今夜はうららかな季節にぴったりの、 子供部屋のファブリックをご紹介します。 ひよこが追いかけっこをする円形クロスに、 お日さまとお花畑と動物の子ども用布団カバー、 ちょうちょとクローバーのファブリック、 アザミと綿毛のハンドプリントのリネンクロス、 赤いお花と小鳥の布団カバーなど。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() メルヘンチックなファブリックの数々、 どうぞお楽しみに。 東欧雑貨ICIRI・PICIRI ![]() 菜の花が黄色い花粉をちりばめる4月。 Pretzel(プレッツェル)の貝戸さんご夫妻をたずねました。 関東平野の城下町、川越は 1年間をトランシルヴァニアで過ごされたお二人を あたたかく迎えてくれたといいます。 ![]() そんなお二人の新居は、おとぎ話に出てくるような素敵な一軒家。 何十年も前にヨーロッパから取り寄せた素材で、 こだわって丁寧に作られた家。 そこに、貝戸さんご夫妻が一年かけて ヨーロッパのあちらこちらで目にした素敵な品が飾ります。 扉をひらいて中に足をふみいれると、 そこは時間の流れさえもゆったりとしているかのよう。 おおきなまな板のようなテーブルに、 イーラーショシュのクッションが座布団のように敷かれています。 まるでおままごとのような空間。 ![]() アンティークのたんすには、 アコーディオンや弦のないヴァイオリン、 絵付けのお皿に花のかんむり・・・。 想像力をかきたてられるような品々が添えられています。 ![]() 入ってすぐに目にとびこんできたのは、 アンティークの木のいす。 ガリレオの本などでむかし目にした、 中世ヨーロッパの天体観察につかう地球儀みたい。 シャガールの本が広げられています。 まだ修理中なのだそうです。 ![]() リビングのテーブルの横の壁にかけられたタペストリーは、 いっしょにカロタセグの村を歩いたときに見つけたものです。 招き猫のような顔をした、珍しく猫がテーマになったクロスステッチ。 (ペアの鳥モチーフのものは、トランシルヴァニアの自宅のベッド脇にかかっています。) 左から順に由希さん、料理研究科の星谷菜々さん、哲哉さん。 ![]() 二階のアトリエにお邪魔しました。 お部屋に入ると、すぐにたくさんのぬいぐるみが歓迎してくれます。 棚から足をすべらしてしまいそうな、 レモン色のやわらかな毛並みのらくだのお母さん。 ![]() 奥さまの由希さんは、人形作家さん。 やさしくて、どこかユーモラスな表情の動物たちは、 どれもが由希さんの分身のようです。 ![]() きれいな紫色の毛並みのナマケモノNONに、 年寄り猫のTZUARA、 人気者の白熊のBOO。 うっかり背をむけると、ひそひそとおしゃべり声が聞こえてきそう。 ![]() アンデルセンなどの童話の本や、古い手仕事に写真・・。 彼女のインスピレーションの素が、ぎゅっと詰まっています。 ずっとこのままで変わらない、 永遠の少女でありつづける由希さんらしいお部屋です。 ![]() 向かいには、ご主人さんの哲弥さんの部屋があります。 屋根裏のかたちをそのままに残した部屋は、 空にむかって窓が大きく放たれた心地よい空間です。 帽子の好きな哲弥さんらしく、美しい帽子たちが 標本のように丁寧に並べられています。 ![]() 机の上には、やりかけの刺繍が。 それ自体がもうすでに作品のような風格をたたえています。 まさに中世の職人さんのアトリエ。 ![]() 丁寧に図案を写し、刺繍ができあがると、 トートバッグに仕立てられます。 カロタセグのイーラーショシュに、 Preztelのロゴ、PRの文字が加えられます。 ![]() 由希さんが昨夜のお料理のときに身につけていたのは、 ご主人さん手作りの刺繍のエプロン。 ポルトガルの漁港の町で、 漁師の奥さんが、ご主人さまの帰還を祈って 身につけた7枚のスカートから発想を得たそうです。 二枚仕立てで袋のようになった仕立て。 毎日、違った色のエプロンを身につけて家族の帰宅をまつ、 そんな素敵な女性が目に浮かびそう。 ![]() ひとつひとつ縫い目が違う、 手の仕事の美しさが光っています。 ![]() 実はエプロンをテーマに、 あっと驚くような面白いプロジェクトを構想中だとのこと。 皆さまもきっと目にされるでしょうから、楽しみにお待ちください。 哲弥さんのアトリエで見た、素敵なイラスト。 Pretzelのお二人、今後の活躍が楽しみです。 Pretzel(プレッツェル) ![]() 4月のはじめ、 桜がうつくしい季節に鹿児島へ向かいました。 ![]() 緑のまばらな霧島山を通りすぎ、 近港湾からは灰でかすんだ桜島を眺めて・・。 私は電車で北から南へ、 彼女は船で南から北へ。 待ち合わせ場所へと足早に急ぎます。 部屋でお茶を入れて、待つ時間も楽しいもの。 やがて、見上げるほど大きな息子さんと彼女が現れました。 桜島から噴出す灰のように、次から次へと話は尽きることなく、 すこしの時間がもどかしいほど。 彼女が南の島のうつくしい自然の中ではぐくんだ すばらしい感性は、見たこともないような作品を次々と生み出します。 人目でみて恋におちてしまうような、ネックレスもそのひとつ。 まるで替え襟のような感覚でかぶる新しいネックレスは、 布と刺繍とビーズ、スパンコールでできています。 ![]() カロチャの花模様は、サテンステッチでできていますが、 彼女はそれをアウトラインで黒く縁取りをして、 ところどころをビーズとサテンステッチ、スパンコールでほんのりと「色づけ」しているだけ。 裏を返すと、ピンクに黒のドット、 パールとビーズのきらめきが姿をあらわします。 見えないお洒落に特別こだわる、彼女ならではの演出です。 ![]() 「これ、身につけてみてもいいですか?」 「ええ、私こそお願いしたかったんです。」 彼女は快く、その手仕事の重みのあるネックレスを差し出してくれました。 ちいさい少女が母親の鏡台からネックレスを取り出して身につけるように、 おそるおそる作品を首にかけさせていただきました。 ![]() うなじの部分には、 Twelveseventeenの文字が。 泉の源泉のように、そこから枝がいきいきと伸びて、 花をたくさん咲かせています。 いつか開かれる彼女の個展で、このネックレスがたくさんの人の目を釘付けにするでしょう。 ![]() お守りにとプレゼントされたビーズのブレスレッド。 甘いドロップみたいなビーズと天然石の作品も、 これからショップに並ぶ予定です。 ![]() 彼女のハンドメイドブログTwelveseventeenをノックしてみてください。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||